こんにちは!この記事では、パーソナルカラー診断について詳しく知りたい方に向けて、「16タイプ診断」「サイアート」「グラデーションスケール」の違いを徹底解説します。
特に、パーソナルカラー初心者の方や、自分にぴったりの診断を探している20代~40代の女性に分かりやすい内容をお届けします。
そもそもパーソナルカラーとは?
パーソナルカラーとは、その人自身の肌の色、瞳の色、髪の色などに調和する「似合う色」のことです。
似合う色を身に着けると、以下のような効果が得られます。
- 肌が明るく健康的に見える
- 顔立ちがはっきりして魅力が増す
- 第一印象が良くなる
反対に、自分に合わない色を選ぶと、肌がくすんで見えたり、老けた印象を与えることもあります。
自分に似合う色を知ることでコスメや洋服選びに役立てることができ、近年では店頭でも「イエベ(ブルベ)向き」と表示して販売されている商品も多く見かけます。
基本的なパーソナルカラー診断では、春・夏・秋・冬の4つのシーズンに分類されます。
しかし、最近ではより詳細に分析できる「16タイプ診断」「サイアート」「グラデーションスケール」など、進化した診断方法が注目されています。
1. 16タイプパーソナルカラー診断
16タイプ診断は、従来の4シーズン(春・夏・秋・冬)をさらに細かく分類した方法です。
それぞれのシーズンを4タイプに分け、全体で16タイプに細分化しています。
現状では取り扱っているサロンが最も多い診断方法です。
診断の特徴
- 4シーズンをさらに「明度」「彩度」「トーン」によって分類
- 個人の微妙な特徴を反映
- 似合う色の幅が具体的になる
16タイプの構成例
- 春タイプ: ライトスプリング、ブライトスプリング、ビビッドスプリング、ウォームスプリング
- 夏タイプ: ライトサマー、ブライトサマー、ミューテッドサマー、クールサマー
- 秋タイプ: ストロングオータム、ディープオータム、ミューテッドオータム、ウォームオータム
- 冬タイプ: クリアウィンタービビッドウィンター、ディープウィンター、クールウィンター
例えば、「ライトスプリング」タイプの人は、春の明るいパステルカラーが似合いますが、同じ春でも「ビビッドスプリング」の人は、もっと鮮やかな色が得意です。
メリット
- 自分の特徴をより具体的に理解できる。
- メイクやファッションの幅が広がる。
- 初心者にも取り組みやすい。
- 診断しているサロン数が多いため、診断例やコーディネート方などをネット等で探しやすい
デメリット
- 診断が細かい分、混乱しやすい場合も。その場で完璧に理解するためには事前にある程度自分で調べておく必要がある。
- 診断者のスキルに依存しやすい。
16タイプパーソナルカラー診断がおすすめの人
- パーソナルカラー診断を初めて受ける人
- 似合う色の他、似合わない色を使いたい時にどうしたらいいのか知りたい人
2. サイアートパーソナルカラー診断
サイアートは、アメリカ発祥の診断方法で、16タイプ診断よりも柔軟で個別化されています。
この診断では、シーズンに縛られず、「その人にとっての特徴的な要素」を重視します。
基本の4シーズンを細分化し12タイプに分けることから「12タイプ診断」と言われることもあります。
診断の特徴
- 肌、瞳、髪のトーンを基に「調和」を見つける
- 似合う色を固定化せず、柔軟な分析をする
- 「オータムだがブルーベースの色も似合う」など、シーズンをまたぐ特性を捉える
サイアートでの診断要素
- 色の「明度」(明るい・暗い)
- 色の「彩度」(色の鮮やかさ)
- 色の「清濁」(くすんでいるか)
- 色の「色相」(いわゆるイエベ・ブルベ)
たとえば、伝統的な診断では「冬」に分類される人でも、サイアートでは「鮮やかな色が得意な冬」とか「暗めの色が似合う冬」といった特性が明確になります。
メリット
- 融通が利く診断方法で、柔軟に似合う色を探せる。
- 従来の診断では見逃しがちな特徴に対応。
- オリジナリティの高い結果が得られる。
- 「ブルベ夏」などのシーズン名ではなく「明るい」「鮮やか」などの要素で判断されるので、自分で似合う色を探しやすい
デメリット
- 診断の自由度が高い分、分析力が求められる。
- 診断士によって結果が異なる可能性がある。
サイアートパーソナルカラー診断がおすすめの人
- 他の診断方法でしっくり来なかった人
- 「このピンクはイエベ春が似合う色」など、自分で色を判断するのが難しいと感じる人
3. グラデーションスケールパーソナルカラー診断
グラデーションスケールは、シーズン分類をさらに超えて、色のスペクトラム(連続性)を基にした診断方法です。
似合う色を「無段階のスケール」で捉えることで、個々の特性を最大限に反映します。
診断の特徴
- シーズンやタイプに縛られず、「色の調和」を探る
- 似合う色が幅広く、細かいニュアンスまで分析可能
- 診断の結果が直感的に分かりやすい
具体的なプロセス
診断では、「グラデーションカラースケール」というオリジナルの色の定規(ドレープ)を用いて肌や髪、瞳の色を観察し、特定の色群に縛られずスムーズな色の流れを基に似合う範囲を見つけます。
「イエベ」「ブルベ」の間に「ニュートラル」という概念があり、他の診断方法にはない「顔映えする色」を見つけることができます。
例えば、「ブルーベース」と言われがちな人でも、グラデーションスケールでは「青みが強すぎるブルーベースの色は苦手だけど、ニュートラル寄りのブルーベースの色は似合う」といった細かい結果を得ることが可能です。
メリット
- 個々の特徴を最大限に活かせる。
- 「似合う色」と「苦手な色」の境界が曖昧な場合にも対応可能。
- ファッションやメイクの応用がしやすい。
デメリット
- 診断方法が新しいため、診断士の数が限られる。診断後に自分で調べようとしても情報が少ない場合も。
- 具体的な「シーズン」を求める人には不向き。
グラデーションスケールパーソナルカラー診断がおすすめの人
- 他の診断方法がしっくり来なかった人
- イエベとブルベどちらのシーズンにも当てはまる人
- 新しい診断方法をいち早く体験してみたい人
16タイプ・サイアート・グラデーションスケールの比較表
診断方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
16タイプ | 4シーズンをさらに細分化。16種類に分類。 | 細かく具体的なアドバイスが得られる。 | 分類が多いため、混乱する可能性あり。 |
サイアート | シーズンに縛られず、調和重視の診断。 | 柔軟でオリジナリティの高い結果が得られる。 | 診断者のスキルに大きく依存する。 |
グラデーションスケール | 色のスペクトラムで診断。個人の特性を最大限反映。 | 似合う色の幅が広がり、柔軟に応用可能。 | 新しい診断法のため診断士が少ない。 |
初心者におすすめの診断はどれ?
- 具体的なアドバイスを求めるなら → 16タイプ診断
- 柔軟でユニークな診断が良いなら → サイアート診断
- 細かいニュアンスまで知りたいなら → グラデーションスケール
まずは、気軽に試せる「16タイプ診断」から始めるのがおすすめ。
慣れてきたら、サイアートやグラデーションスケールに挑戦すると、自分の特徴をさらに深く理解できます。
まとめ
パーソナルカラー診断は、どの方法も「自分の魅力を引き出す色」を見つける手段です。
それぞれの診断方法に特徴があるため、自分に合ったものを選んで楽しんでみてください!
「診断してみたけど、いまいちしっくり来なかった……」という場合は、どんなところが疑問なのかを考えた上で、他の診断方法を検討するのもアリです。
あなたにぴったりの色を見つけて、毎日のファッションやメイクをもっと楽しみましょう♪
さらに詳しく自分の似合うカラーを知ることでこんなメリットがあります
- 自分の魅力を最大限に引き出す色がわかり自信が持てる
- 新しい自分に出会える
- 化粧品を買うときに色で迷わず買えるようになる
- 服に色物を取り入れられるようになっておしゃれを楽しめる